BLOG

【レポート&感想】マーケティングの学校第2回へ参加してきました!

記事公開日:2018.04.11 / 最終更新日:2019.03.06

イベント

みなさんどうも!大門さんの使用人株式会社BigGateの里村です!

「マーケティングの学校」の第2回に参加したので、今日はその内容と感想を書きたいと思うぜ!

社員が社長のセミナーに参加する…日曜日に無給で!(ドドン

いやまぁ普通に勉強なので。ね。

特に仕事しているわけではないので。ね。

マーケティングの学校とは

マーケティングの学校。

それは株式会社BigGate代表の大門さん(←私の雇用主)が主催している「マーケティング能力を身につける」学校形式のセミナーだ。

その内容は社長である大門さんが深夜に1人で極秘裏に作成しているので、参加者である私には例え社員であっても一切のネタバレなし。トップシークレットである。

普段お客さんのビジネスプランを考えることが多い大門さんが

「他人の事業プラン考えるの面倒になってきたな…せや!自分で出来るようになってもーらおっ」

という学園長先生の思いつきみたいなきっかけでスタートしたことは内緒である。

全6回、1回6時間の授業だが、ワークメインで頭も身体も使うので、体感は2時間くらいである。

ちなみに疲労感は12時間労働くらいだ。

第2回目のテーマは「プレゼンする能力」

「プレゼンが上手い人に仕事が出来ない人はいない」そうだ。

みなさんプレゼンは得意だろうか?

私はまぁ得意な方だが(ゲヘヘ)、苦手な方も多いのではないかと思う。

第2回は、そんな人でも100%プレゼンが上手に出来るようになるプレゼンのやり方を、めちゃめちゃ理論的に且つ実践的に学ぼうという内容だ。

前半は「ビジネス・マーケティングの基礎」

前半はマーケティング能力を身につける上で前提となるマーケティングの基礎的な知識のお話が中心だ。

これは毎回やる内容だが、マーケティングの学校は全6回中どの回からでも参加可能なので、初参加の人にははじめての内容、2回目以降の参加の人には復習の内容となる。

講師の大門さんはバシバシ生徒を当てて回答させるので、参加者は本当に学生の頃のような気分になる。

基本は初参加の人が当てられるのだが、急に「前回やった内容ですね?当然覚えてますよね?」と2回目参加者の中から油断してる人を吊るし上げようとしてくるので、2回目だからと気を抜くことは出来ない。

油断していると攻撃してくるぞ!

毎回必ず出る問題が、「ビジネスとは◯◯◯◯である」だ。

果たしてみなさんは分かるだろうか?

答えがわからない人はマーケティングの学校に来て確認してみて欲しい。

重要なのはベネフィット

前半で学ぶことで最も重要なのはずばり「ベネフィット」。

ベネフィットとは、日本語で言うと「顧客が本当に買った利益」という意味だ。

前半というか、このマーケティングの学校はベネフィットを自分で作り出せるようになるのが最終目的なので、耳にタコができるくらいベネフィットが出てくる。ベネフィットは何かを考えまくり。

ビジネスマンなら聞いたことがある人も多いのではないだろうか。

第1回目からの参加者であるIさんは、第1回目マーケティングの学校の翌日、オフィスに来るなり開口一番「ベネフィットって何や!」絶叫していた。おはようございますの一言も言えなくなってしまうとは。あにはからんや、マーケティングの学校の凄まじさよ。

 ベネフィットってなんや…

後半のメインディッシュ「プレゼンする能力」

後半はいよいよ「プレゼンする能力」の話である。

この時点で3時間経過しているが、体感的には1時間半くらいしか経っていない。自分の頭で考えている時間が長いのでとにかく短く感るのだ。

で、内容はというと、どうすれば上手な、上手に見えるプレゼンが出来るのかの徹底解説である。

特に最初に観客の関心をプレゼンターに惹きつける「つかみ」の解説がすごかった。

笑いを分解するという禁忌

「どんな時に人は笑うのか」を説明する為に、実際にボケてめちゃくちゃ笑いを取った後に「今のボケが何故面白いかというと…」とボケの面白ポイントを真面目に理論的に解説するという、「お笑い芸人の方が自分のネタでされたら即死する」ような方法で解説された「つかみ」の技術。

普段からボケ倒してる大門さんが本気でボケにくるので、笑いすぎて一部覚えていない部分もあるが、「自分が今なんで面白いと感じたのか」が分かるので納得度がスゴイ。

そして大門さんが普段やってるボケのネタバレがされるので、大門さんの身を切ってる感もスゴイ

参加者も爆笑。

もちろん「つかみ」だけではなく、話の構成とか聞き手を納得させる為に話すべき具体的なポイントなんかも真面目に解説してたよ。

ワークはやはりプレゼン

薄々感づいていると思いますが、当然参加者全員プレゼンをします。ええしますとも。

しかもただプレゼンして終わりではなく、1度プレゼンをしたら他の人の感想と大門さんのチェック&指摘をもらって、そこを修正してもう一度同じテーマでプレゼンをするというハードモード設定。

同じ話を2回することほどツライものはない。

すき家で例えるなら、ねぎたま牛丼が美味いって話をしたあとに、他の牛丼の話ではなくもう一度ねぎたま牛丼の話をしなければならないということだ。3種のチーズ牛丼が美味いって話も、かつおぶしオクラ牛丼も捨てがたいって話もできない。もう一度ねぎたま牛丼推しでなければならない。

これには参加者一同「ウッソだろ…」という表情を禁じ得なかったが、この方法でやることで、全員が劇的な進化を遂げることとなる。

様々なプレゼン

参加者銘々思い思いのテーマでプレゼンを披露した。知り合いの整体師を紹介したり、自分が一番美味しいと思うシュークリームを紹介したり、テニスの王子様がどれだけ面白いか紹介したいり。

みんなそれぞれ自分の好きなモノや人をプレゼンしたぞ

しかし1回目のプレゼンを聞いた時点では、プレゼンターが緊張していたり、照れが出てしまっていると微妙に説得力に欠けるというか、「紹介されたモノや場所に興味は持つけど、買おうとか行こうとまでは思わないな」というのが正直な感想だった。

特に聞き手が興味の薄い分野では、聞き手の温度がそもそも低いので「へぇ〜。そんなのがあるんだ」くらいで止まってしまうのである。

私も「天王寺動物園に行こう!」というテーマで既婚者や恋人がいる参加者向けに「国内3番目の動物園で!」「キーウィという鳥が見れるのは天王寺動物園だけ!」と怒涛の熱弁を奮ったが、1人の方に「んー、まぁ別に行きたいとは思わんかったかな」と言われてしまった。

誰よりも派手なシャツで熱弁を振るう私(里村)

そこで大門さんの添削&指導が入るが、これが恐ろしく的確である。

的確過ぎるチェックバック

「話の落とし所が不明瞭だから、結局どうしてほしいのか分からない」

「もう少し具体例を細かく説明するとイメージしやすい」

「もっとプレゼンターが自信たっぷりでないと聞き手は信頼できない」

などなど、各人のウィークポイントを大門さんは的確に突いてくる。

みんな自分の指摘されたことを修正して、再度挑戦だ。

私は「聞き手の分析が足りない」という指摘をもらったが、言われて納得、確かに既婚者か、恋人がいるかは確認したが、「そもそも動物園は好きか」を確認していない。

そこで「行きたくはならなかった」と言った方に話を聞いてみた所、「昔行った時、臭くて汚かったから」と、そもそも天王寺動物園のイメージが悪かったのだ。それではどれだけ天王寺動物園の来歴や貴重な動物について話しても、彼の心には響かない。当然だ。

修正して2回目のプレゼン

そういった指摘を各々が修正して2回目のプレゼンをしたが、クオリティの差は歴然だった。

私も「聞き手を分析」し、「天王寺動物園の周りにはハルカスもある」「てんしばという芝生が整備されていてピクニックもできる」などデートコース感を強調した内容に変更したら、見事全員から「行きたくなった」と言ってもらえた。

「プレゼン中は己が神だと思え」という教えを忠実に守る私(里村)

私はそもそも人前で話すのは得意なので「より研ぎ澄まされた感」を感じたが、苦手だった人の成長は本当にすごかった。

ポケモンで例えるとヒトカゲが一気にリザードンになってほのおのうずも覚えたくらいの進化具合だった。

来ないと分からないが来ると分かりすぎるマーケティングの学校

マーケティングの学校に2回参加して思うことは、「絶対に成長できる」ということである。

これは大門さんもいつも言っていることだが、「マーケティングは智恵であり能力である。知識や情報をいくら詰め込んでも、使えなければマーケティング出来るようにはならない」のだ。

マーケティングの本は世の中にごまんとあるが、どれだけ読んで「知識」得ても、使えなければ意味はない。

この学校は「見て」「触って」「体験する」、まさしく学校である。ちゃんと取り組めば、必ず出来るようになる。そう思う。

次回は4月21日に開催予定のマーケティングの学校。

わざわざ休日に無給で6時間つかって社長に会いに行きたくなるこの学校は、本当にスゴイぞ。

↓マーケティングの学校↓

http://big-mon.com/marketing-school/

この記事が気に入ったら
いいね!しよう。

人が「いいね!」しました。友達よりも先に「いいね!」しよう。